ニャゴめし酒場

田舎のアマチュア写真家のたわごと

島根原子力館での神楽イベント「伊吹山」

昨日、島根原子力館のイベントで神楽があって午後の公演に行った(今日と2Days)

この建物は母の実家と同町にあって、ひと山超えたら島根原発もある

幼いころから馴染みのある所で、今頃ではふれあい動物園や化学実験みたいな催しがあるのは知ってたが、まさか神楽が来てるなんて思いもしなかった

コロナのせいで今回は(前回は中止?)予約制だったけど、来たら行くに決まってる✨

出雲の団体なのに広島の安芸神楽をやってるというので異色で珍 見終わった感想は島根県西部の石見神楽とは違い、大衆演劇っぽかった

石見神楽は伝統を感じる硬派、安芸神楽はみんながわかりやすい軟派、といったところ?、、、あくまでも個人的な意見です

演目は「伊吹山」生で初めて見た、席は後ろから2番目のど真ん中で、大人げなく子供を差し置いて見たわ

 

■ 登場人物 ■

ヤマトタケルノミコト景行天皇の第二皇子)

鬼、悪弧、大蛇、←どいつも悪者

風呂焚きのケンヤン、とその家来や家来の家来 ←脇役

 

ヤマトタケルと脇役がまず順に出てきてから場をまとめ、掴みはOKよとなりいったん幕が下りる

間をおいていきなり鬼がバッと登場すると、これで一気に客の心は持っていかれる

 

伊吹山に立てこもる悪鬼、悪蛇と千変万化に変化する鬼神を退治する命令を受けたヤマトタケルノミコトのまずは鬼退治の始まり部分

 

みなさん立ち位置や動作の形(かた)は稽古通り←見たことないけど予想

狭いステージで大変そう、石見地方の神楽は神社で舞われることが多いので同等の広さだとイケるけど、広島の安芸神楽はいかがなもんでしょうか?

 

合間で出演者たちが客席をまわり怖がらせたり愛嬌をまいたり、この間も裏ではテンテコマイかも

 

客席をうろつくってコロナの観点から別の団体はこういうこと控えるんですがね、ホール側の管理が行き届いてるから?実現?

 

自分なりにいい画を取ったなと感心、もっと下が写ってたらよかったけどタケルが切れとんがな

キャノンEOS Kiss X9i ←書くほどのもんでもないか

 

神楽でこういうことはよくある

狐の子が猿?

中の人はホントの親子だったり・・・子はデビュー?次世代の役者はこうやって度胸を付ける

そうこうしてる間に裏では大慌てで次の準備が進む、見えてないけど察した

 

これ狐の進化系?

 

獣役は着ぐるみ着用、こんなこともよくある

白は汚れが目立つけど、白なんてよくあること

面を付けない男性は広島神楽だとイケメン的メイクをしております

 

もうここまでくると何でもござれだ

オロチィィィィ???登場

このオロチけっこう傷んどるがな、大蛇と言えば昔は青か緑だもんな経年劣化?

 

オロチの4頭立て この体勢きついぞ

 

4頭ウ〇コ巻き(失礼っ🙏)

紫の蛇胴が破れてて痛いわ

蛇胴は提灯の原理を利用して竹で枠が作られ、それに強度のある石州和紙を貼ったもの、敗れても修理可能

どれも独りで操っております

 

島根西部の石見神楽は大蛇を毒酒で眠らせてから退治するんですが、伊吹山のオロチは何で眠ったんだろう、演出にちと無理がある気が・・・

大蛇が出てきてからは舞台が締まりませんでしたなあ ←個人的見解、軽く流してね

っていうか大蛇の演目でとどめを刺すのはスサノオなんだけどな、タケルかぁ‥‥‥伊吹山とはそういうもの?

広島神楽は創作部分が多いんかな?まぁ形にとらわれないのがゲージュツですもんね

 

最近の大蛇では最後に残るのは白が多い

 

風呂焚きのケンヤン、とその家来

この人たちは最初に出てきてストーリーテラー的に、物語の進行やつまらん世間話を語ってつなぎの役割、盛り上げ的な、賑やかし的なのでメイクは面白く、子供ウケがいいように

 

楽奏の方たち

大太鼓はクライマックスでは立って叩いてたな、ノリノリ

 

島根原子力館、山のてっぺんにあって超久しぶりに運転してったら、ええぇ?どこまで登るのっていうくらい登って疲れたわ、、カーブ多いし、けど道幅広い

 

眼下に恵曇港が見渡せる、海はいいなぁ

 

島根原発も見える、今は稼働してるのか?タワーてっぺんのライトは点灯

1号機と2号機、どっちがどうだかわからん

3号機は山に隠れてる、これで中国地方の電力をまかなってるのかなん?

帰りの道路脇には監視カメラが中腹付近までずっと付いてたわ、行きは気付かなかった テロ抑制?あれはカメラ??ニセモノ?…なわけないか

 

っとまあ、エンジョイしてきましたわ、堪能してきた、外は暑いくらいに晴れててよかった

オカンの実家には寄らなかった、時間なくて島根町にも行けなかった

今年のGWはこの程度の用で何事もなく終わった、この日だけはいろいろ非日常を見て充実してた