ニャゴめし酒場

田舎のアマチュア写真家のたわごと

石見神楽カレンダー8月 演目「頼政」

今日は9時半くらいから突然の雷雨で、カミナリが2時間も鳴り続けてた

おかげで気温が下がって、午後からは過ごしやすくなった、湿度はあるけど

晴れて太陽が出たら蒸すのかな

ところで、石見神楽カレンダー8月の演目は「頼政」だった

一言でいえば猿がいっぱい出てくる演目として、特に子供には人気だ

舞いの途中、猿が舞台から降りて客席を歩き回り、子供を連れ去ったり泣かれたりはお約束

舞台上に囃子の人だけを残して無人になるという

もしかして創作?と思うほど、ユルさがあるけど正真正銘の昔からの神事の神楽

【物語】

「この神楽は、源頼政が鵺(ぬえ)という怪物を退治するお話です。 平安時代末期、毎夜丑の刻になるとヒョ~ヒョ~と気味の悪い唸りと共に東三条の森から黒雲がわき出て、帝の寝所である清涼殿を黒く覆ってしまいます。 帝はそのたびにうなされ、ついには病魔に侵されてしまいました。 それは、姿のわからぬ鵺という怪物のしわざ。 天皇は、弓の名手である源頼政に鵺退治を命じ、頼政は家来の猪早太と共に森へ向かいます。 途中、民が畑を耕していたところに、いたずらをする猿たちをこらしめ、いよいよ鵺も登場。 激闘の末、無事に退治することができました。」 なつかしの国 石見 より(ちょっと説明加えた)

鵺は頭は猿、体は狸、尾は蛇、手足は虎の奇怪な獣で、登場するとワクワクで「待ってました」という感じで悪役なのに誰もが見たい

【登場人物】

源頼政(みなもとのよりまさ)面を付けた人

猪早太(いのはやた)素顔の人

民(民が出ないバージョンもある)

 

この動画は島根海洋館アクアス(水族館)の、はっしー広場での石見神楽定期公演の様子

水族館の横に神楽の舞台(ステージ)があるなんて、石見人はどれだけ神楽好きなのだろう

たぶんDNAに刻み込まれてるな

自分も石見に住めるなら住みたい

松江という県庁所在地からずいぶん離れてしまうけど、若干不便にはなるだろうけど、大田から益田までのどこかがいい

大田は石見銀山があるし、江津と浜田の間にはアクアスがあるし、益田には神楽が間近で見られる「さかなや道場」という居酒屋があって、飲みながら神楽なんてエキサイトしそうだな

それにどこも海沿いで神楽があって、美味しい魚がたぶん松江より安い

憧れるなぁ、宝くじでもド~ンと当たらないかな

移住したいわ