砂浜、岩場、防波堤のある湾を見守るように高台の林の中に建つ
大芦にはこれまで若い時に何度か釣りに来たことがあったけど、当時はカメラもやっていないし歩きもやっていなくて、この場所に神社があったことなど知らなかった
今はあちこち歩くたびに、その土地土地の神社に出くわす
それをカメラに収めるようになってから、社の造りや狛犬のデザインなんかに違いがあることに気付いた
超勉強するわけではないけど、自ずと詳しくなっていきそうだ
マニアではなく、ソフトに徐々に
北側から見た本殿 御祭神はイザナミ命
同地区の近場に大埼川辺神社もあり、そこはイザナギが奉らせてて、夫婦であり兄弟の二人が歩いて行ける距離に位置してるなんてキュンとしてしまう(大埼川辺神社は次回)
神社入り口、しっぽを上げた狛犬には馴染みがない
鳥居をくぐると急な階段が続き、息も上がり、一歩ずつの段の幅も狭く修行のよう
踏み外したら事故につながりそう
拝殿前 この門を随神門と言うのだと
ここの狛犬は両方おすわりポーズ
拝殿
賽銭箱も釣鐘もないのは最近は慣れた、田舎にはよくありがち
「大埼神社」
お座りしてるのは出雲丹後式、しっぽが立ってるのが出雲構え式、らしいっす
南側から見た本殿
大社造という様式
本殿の屋根下の彫刻
ここにも獅子が2体、口を開けてるのが獅子、閉じてるのが狛犬
2体の獅子と狛犬が神社を守るように両サイドに配置
境内隅にも狛犬4体
役目を終わらされたようだけど、まだまだ現役な姿で神社を見守る
この神社は新しめの狛さんたちがたくさんいて、寄贈や建立が頻繁にあるのか信仰が強いことを感じられた
帰りは階段じゃなくコンクリートで手作りされたような、下り坂を下ったけどそこもそれなりに急だった
途中、スミレがたくさん咲いてて、神社には人知れず咲くスミレが似合うなぁと今回も思った
大埼神社の北側の大芦湾の小島に弁天様を祀った祠がある
ここにもあっちにもと、小さな集落の大芦には思いのほか神社がたくさんある
これで海にまつわる災いは皆無に思う