ニャゴめし酒場

田舎のアマチュア写真家のたわごと

虫野神社の祭り

昨日同様、今日も快晴で映え狙いの撮影がてら半年以上ぶりに町内の神社に行った

我が家は今となっては旧になる国道から入って3軒目で、神社は山側になる奥の奥にあり距離にして片道1.3キロ

旧国道から町内に入れる道は3本、昭和時代もしくはそれ以前の昔からある本道が真ん中に位置し道幅狭め、でも運送の大型トラックはギリ入れる

片側の道が田んぼをぶった切るように付いた農道で道幅広めで少々の家がポツポツと建つ

もう片側が昔からある林道で両サイドは木々と家々があり、陰まってて森林効果か夏でも涼しく植物の成長は遅めで、町内入り口付近には生えてないようなレアな植物に出会える

今日のコースは本道から神社に向かい、お参りしたら林道経由で帰る、実際このパターンは多い

で、気楽に道路脇の植物や田舎の家構えの魅力に引き寄せられながら、ほぼノープランでブラブラした

ホントはね、晴れてるし隣の鳥取の大山が見えるだろう撮りたいな、ついでに神社にも行っておこうというのが主題

 

道を進み山に近付くと何やら幟が両サイドに立ってた

何コレ、こんなの初めて見た、もしかして祭り?聞いてね~よ~

もちろん神社の祭りはあると聞いてるけど、屋台も来ないし提灯飾りも付かない

大昔の子供の頃は祭りの日に屋台は来たけど、神社は奥過ぎて車が出入りしにくいし人も山奥には行く気がなくて町の中ほどの場所に来てた

それが普通だと思って成長した大人は、それが神社の祭りだと勘違いしたままかもしれない

入口の二段燈篭には昔から下に落ちてる小石を上に投げ置く、でもなぜか確実にほぼ落ちる

けれどムキになって放って成功すればここを通るのを許された気にさせ安心して入る

拝殿の戸が開いてる、こんなことは通常はない

ま、その前に手水舎で手口を清める

各所各所で小声で挨拶はしてますよ、また来ましたよろしくお願いします、的な

最後の階段あがった頃から太鼓の音が聞こえて何じゃ?今までこんなこと知らん

で、太鼓は手始めの練習だったようで目が合うとなぜか互いに気まずい感じに

でも賽銭は弾むと誓ってたので入れて鐘鳴らして二礼二拍一礼して、そそくさと周囲を回った

令和元年前に神社の一部建て替えがあって、それに伴い車で通常は境内と言われるもの、、だったら罰当たりになりそうだけど上まで入れるようになった、車が止まってる光景も初見

※次の日に追記

でもやっぱり鳥居の内側は神の領域なので駐車場ではない、こういうことが横行すると重要文化財的な価値あるものの損失に関わると思うので管理者に言うしかない、誤って車で狛犬ぶっ倒したらどうすんねん?ということ

ここは大己貴命(別名 大国主神)と関係ある神社ですよ

後で調べたら14日は例大祭だったようで、おこがましいかもしれないけど、そんな日に神さんが自分を遣わしたのかもしれない

裏に行くと小さい祠? 戸が開いとるがな、小さい野生動物が入っちゃうよ

昔からいる願い猿、これは近年そういう名前になった

でもうこの辺から人々がわらわら車で上がってきて、祭り前の氏子たちの集まりなのか?

帰りにも手水、源泉?かけ流しの湧き水が絶え間なく量は少なくても流れてる

燈篭の上に狛犬、口を閉じてる

こっちは獅子で口を開いてる、阿吽のペアが燈篭の上にいたなんて、今まで何回と参ってるのに初めて認識、写真も撮ってるのにちっこくてキャワいいなぁ

そして両方尻尾上げタイプ、松江では海端神社に多いけどここにもあったとは?何かの謂れがあるのかもしれないので調べるのも悪くない

階段にも苔 虫野神社は出雲風土記にも登場する古い神社

踊り場にも苔 維持費や管理費がいるので今は払いたくない人も増え、氏子も減ってるという

それでいいのか?町内の人!💢

じゃあまた来るけん、高い場所から町内を見守っててください、と言って後にした

この写真も先にお参りしてお願いしてから撮ってる、どの神社でも

晴れてるのに雲多めで大山は見えなかった、けどまたのチャンスがたくさんあるし

手前に見えてる水っぽい青色は中海でそこに面す大根島(正式島根町)の向こうに中海、の向こうに鳥取の境港のこっち側

左端の電線の間にベタ踏み橋が見えてますが分るでしょうか?わかるわけない…よね

またベストな天気の時に鮮明に見える画像でトライしたい

詳しい虫野神社の記事はこちら>>>

虫野神社と大山をセットで言いたい理由はこちら>>>