ニャゴめし酒場

田舎のアマチュア写真家のたわごと

田舎歩き+西へ

先日はぶらっと西に向かって歩いた

自分は骨密度がいいほうではないので、せめて歩いて日光を浴びて食で改善しようとしている

けど、自宅から歩いて行ける距離も若い時より短くなった

今回行ったのは我が町の隣の隣の町で、この距離が歩ける限界

田舎は無駄に広く町間も離れてて、TVなどでよくある町歩きとは違う、ギャラもくれないし

「こんなところに日本人」的なイメージが強い、さほど見どころもないのにとにかく歩く

自分は歩いて撮って太陽に当たって結果、運動になってたというのを狙う

 

今回の町は『川原』という地名で、川と原っぱのたくさんある場所

家の密集地帯の一部は昔の風情が残っていて川との距離が近い

どの家にもマイ橋があって、石垣や高台に家が並ぶ

こんな高い所に石垣まで積んでわざわざ家を建てるなんて、昔は川が氾濫するほどだったのだろうか、それとも昔は高貴な人たちの住まい?

水辺への階段は角が取れ苔生して、昔は野菜の泥かなんかを落としてたのかな

水質は綺麗なのでふた昔くらい前の子供は、水遊びしててもおかしくない

今はみんな室内でゲームだけど

この町は我が町同様、「出雲風土記」に出てくる地名ということもあり、昔ながらの〇〇と現代の要素が混じり合った部分がある

道幅も小さく軽自動車がギリギリ通れそう

各家には車が止まってなかったので、車はどこか別の場所に停めてるのだろう

道の右に左にと川が続く

この川の水は国道付近まで流れてる

レトロなゾーンを過ぎると、どこにでもありそうな平和な町並み

ここもまだ『川原』

『川原』を後にすると国道と幅広の歩道が付いてる

この道は15年前くらいに路上整備されて、道幅を広げるために田畑を埋め、山を切り開き、場所によっては立ち退きを迫られた家もある

今は便利になって自分も利用してるけど、道が付いた当初は山に住む動物の死骸が多かった

現代の人間の生活は、何かの犠牲の上に成り立ってると思う、あちこち開発しすぎだ

再開発はいいと思う、リサイクル!

国道を避けできるだけ田舎の道を通り、隣の『坂本』町を経て帰路につく

『坂本』から見た『川原』の昔からある家々(赤い屋根の多いところ)

川原と坂本を分断するように国道が付いてる

この後は農道から家に向かったけど、我が町につくまでスポーツサイクラー(ロードバイカー?)が3人通り過ぎていった

うちの町内付近が歩きで一番きつかった、どうりでチャリの人がコースにするわけだ

ちょっと発見、歩きだと今まで見えなかったものが見えるな

今回の歩数、2時間で8789歩