ニャゴめし酒場

田舎のアマチュア写真家のたわごと

秋色アジサイとは

アジサイは秋まで楽しむって聞くけど、我が家のは咲き終わったらみっともなくなるので思い切ってザクザク切ってやった(育て方知らなくて無智とは残酷)

自宅周辺のはびこる様に堂々と咲き誇るやつには、成長しすぎて手を焼く一面もあったことから、花が咲いて切ってもエンドレスで咲くので切るのが正解と信じ込んでた

今年買ってきた1種は普通のアジサイで色がワインレッドということに惹かれた

もう1種はどの種か知らないけどどこかのブランド紫陽花のようで、どちらも鉢植え

で、まあそのアジサイは花部分の根元から切ってしまったので、後は冬越しできるように手入れし見守ることにした、来年が分岐点で大地に植えるのか?鉢のまま小さく育てるのか?

秋色アジサイという言葉は知ってたけど、普通のとは違い秋咲きの品種でもあるのか?と思い込んでたら違ってた

思い知らされたのはコレ↓

 

先日、町内を撮り歩きして回った時のこと、6月頃にも同じ場所に植わってた

木々が生い茂るような夏でも涼しめの林道沿いの、さらに木陰で守られあの日から枯れていない姿でそこにあった

 

これが秋色アジサイかぁぁぁ、スゴイ、ドライフラワーになっていない

ここ道路端で誰も手入れしてないんですけどぉ、自然にこうなるのかね…?

まだフレッシュ感がある、これが秋まで楽しむってことなのかと感心した

ここの6月時はまだ白緑でこれから色付くと見えた

 

初めに林道中ほどのアジサイたちに目を引かれた

 

道路の両脇が木々に覆われた中心部は特に日が当たらない

 

ガクアジサイの最終形態?今は退色した風の白、元はピンクか紫か?

 

農道沿いのは熟成されたワインのよう、ここのは6月に赤紫系がメインだった

 

枯れ花とのコントラストもおもしろい

 

影まった部分で静かに退化していく

 

同じ株でなんと!6月に見たピンクのままのやつが

どこかの家の手つかずの放置アジサイのため、いい感じに剪定されたわけではないだろうけど美しいまま、自然のパワーを感じるね

もっと入り込んだら別の秋アジサイがあっただろうけど、断りなく人の敷地に入れないし虫に出くわしたくない

 

こっちは日の当たる旧国道脇のなので最後の色 6月は青紫だったので枯れると赤系になるって退色の変化を見届け秋を感じる

 

秋色アジサイを楽しむってこういうことかなぁ

我が家にはピンクの普通タイプ、丸い花びらのウズアジサイ、水色や薄紫のガクアジサイがあったのに

普通のはチェーンソーでザクザク豪快に切られ丸坊主にされ、ウズアジサイは一部生け花に使い残りは放置、ガクアジサイはそこまで成長しなくて放置され自然に退化

大きく育たないタイプのブランド紫陽花は小さくまとまったまま葉が紅葉してる、花が終わっても葉が変化するところが楽しめるのがブランドたる由縁?

今年の秋もどうせ短いので新たな発見を楽しみつつ、次は初冬の椿やカンツバキだかサザンカに期待して気分もチェンジだ