神社マニアではないけど、あちこち歩き撮影をしていると神社に出会う
そのたびに参って画像を撮らせてもらってる
もちろん参拝を済ませてからの行為で、神様に「今から撮らせてもらいます」とお願いしてからの行動
前回の川津地区の熊野神社もよかったけど、なんと熊野神社のほぼ隣に「推恵神社(すいけいじんじゃ)」があった
熊野神社の西側の鳥居の前に立ち、左を見ると何かがチラ見え
引き寄せられるように足を運ぶと、かなり近くに推恵神社、川津の町歩きマップによるともっと遠くだと予想してたのに近すぎてビックリ
推恵神社の御祭神は小野尊俊(おのたかとし)と言う人らしく、松江や隠岐にゆかりのある人らしいけど詳しくは不明
楽山東の小高い丘に、松江藩が創設したという端正なたたずまいの社とマップにある
本殿
神社入り口、自分が好きなタイプの木々に囲まれた神社かも
鳥居をくぐると手水があって、狐と燈篭と狛犬と犬?が対になって向かえてくれた
神社を守り古さと歴史が漂う
角が取れ年季を感じる狐、かわいい
狛犬、勇壮
かなり角が取れた犬、神社が建てられた当初の狛犬でしょうか
神社正面
見上げると拝殿手前の上には彫刻、蓮?何かの花に見える
ここは川津という地名で大きな川が町の中心にあるので水に関する植物、そういえばここの近場の楽山公園の池は過去に蓮で有名だった
木目が水輪のようで彫りが際立つ
推恵神社
天満宮、菅原道真も祀られてるのか、全国にも天満宮たくさんありますね
菅原道真というと、石見神楽で「天神」という演目があって何かと興味はある
春日造の本殿裏を見上げると龍の繊細な彫刻、隣の熊野神社にも龍がいたけど何か繋がりがあるのかな?
これも川津という地名なので水に関係する、何か信仰的な崇めるような存在だったかもしれない
民話によると、この龍は毎晩ここを抜け出して、池の水を飲んだり村人にいたずらをしたとマップにある
それだけ民と神社、龍との関係が密接で崇高してたと自分は考える
本殿床下にはたくさんの小さな犬や狐の像や置物がずらっと並んでて、信仰の強さを感じた
さらに裏には松江藩の命令で隠岐に流され、海士で没した小野尊俊つながりの誰か(詳細は知らないので、知りたい人は自分で調べてください)の妻の霊を祀っている、らしいっす
鳥居をくぐると、祠というには大きく神社というには小さいけど、きちんと管理された小型の建造物があった
ここにも小さな犬や狐が並ぶ
境内に、これは昔の社務所?でしょうか
今の社務所?「参集殿」とある、これは何?
ここはもしかして神楽を舞ったり見たりするところ?だったらぜひとも見たい!
隣の熊野神社では決まった日に神楽が奉納されるらしいけど
ドッカンドッカン賑やかな石見神楽も、ゆったりとした厳粛な神楽もどっちも好きなので
あぁ、見たい、こんな近場で神楽が見れたら夢のようだ
神社外の山側から見た鳥居と手水(緑の屋根)と古びた燈篭
ここの手水は死んでた、水はどこかの蛇口からとってるようだ
この神社は程よく日が当たり清々しい気分にさせてくれ、動物もたくさんいてお気に入りになった
山道の合間にはスミレ、人知れずささやかに咲くスミレはこの神社にピッタリだ
たくさん咲いてて驚きだった
今回巡ったのは川津の町歩きマップ(ガイドブック)のAコース
いつか他も攻めたい