出雲ナンキンとは2年の付き合いだった
黒子の稚魚から育てて、成長と共に色が変わるのがおもしろく奥が深かった
立派な大きいナンキンにしようとは思わなかったけど、次に飼ってくれる人がサイズの大きな容器にしてくれたら立派になるかも
ナンキンは1週間で鉢が汚い緑水に変わるほどだったので、メダカより世話がかかったなぁ
よく食べよく出し、水のpH値も気にしないといけないほど、毎週の水替えは苦痛の時もあった
次に飼ってくれる人が、ナンキンの優雅さとメダカよりは愛嬌があるところに気付いてくれるといいなぁ
メダカもナンキンも山の湧き水で飼ってくれるそうなので安泰だ
どちらもかわいがってもらえることを願う
今後もう二度と、魚類を飼うことはないだろう
飼ってみてわかったけど、水の中で生きる生き物は、猫より世話がたいへんな気がする
猫はある程度教え込むと世話も単調で済むし、自由にさせとけばいつまでも自由
こちらの都合のいいときだけ呼べば来るし、なつくしどこをとっても可愛い
魚は語らず騒がずだけど、ちょっとした水の環境の変化で死にかけたり本当に死んだりする
水替えや夏場の水の温度、日焼けや虫や、冬場の管理・・・
放っとけばいい部分もあったけど、思い返せば魚は大変だったなぁと、しみじみ思う
でももう解放ぅぅぅ~~~
やっと自分の魚人生が終わり、これからの日常生活の中に少しゆとりが生まれる気がする