ニャゴめし酒場

田舎のアマチュア写真家のたわごと

9月中旬までの庭先や野原

過ごしやすくなりそうな初秋だけど、まだ暑い日があったり雨に悩まされたり、ここ数日は台風の影響も気になる本日

実は一昨年の今日のこの日に脳の緊急手術を受けてた

その数年前から頭痛に悩まされてて様々な病院にかかり、いよいよ耐えられなくなったので日赤に行って精密検査を受けた

それでも原因が分からなくて経過を見るため3か月経ってからの再検査、その際はどうせ今回も大したことないだろうと呑気に向かってた

ところが脳内に血が溜まってて、それを排除するための手術を受けることに…

手術の間は局所麻酔されたのに切られるたび痛かったし、痛い…と小声も発してて先生とも会話してた、麻酔とは?と疑問を抱きながら

痛みをわからなくするための麻酔じゃないのか?自分は効きにくいタイプなのか?

後で聞くとあえて麻酔が効きにくいようにした、と、何でやねん💢

悪血は外から吸い出すとかではなく、丸1日かけて自然に滴り落ちるのを待つというもの

オペ直後には先生に対して痛かったことに文句を付け、同時に命の恩人だと涙声で伝えた

今度は寝て起きるまでの薬を入れておくよと言われて安心して眠った

目が覚めたのは朝なのか夜なのか全く分からなかった、どうやら元居た病室ではないようだった

そしてまた少し眠ったのかなぁ?再び起きて意識を認識すると痛さも感じず病室にいて周囲の音も聞こえてきた

ベッドの横に血が溜まる袋を下げられ寝てるだけで、寝返りもダメ、トイレはそのままで、って?尿のたびに看護師を呼んでくれ、って、管を入れるでもオムツでもないけど恥ずかしいわ

幸い便意はなく自力でトイレに行けるようになるまで事なきを得た

こうして2年前は貴重な体験をした、再発があるかもと言われてたので今はそれだけが怖い

あー、あと自分は大酒飲みだったけど飲みすぎないようにとも言われてるので、ちょっと今日は量が過ぎたかなと思う日は執刀してくれた先生の顔が思い浮かび反省する(今は中酒飲み)

日頃、人の顔なんて覚えないんだけどね ともあれ、手術され血が外に出された瞬間から、頭がスッキリしてこれまでの不調がウソみたい

なので今日は記念日なので美味しい調理、というかつまみを作っていい加減に酒を飲む🍷

カメラを楽しくやれてるのもあの日に命を救ってくれた恩人(先生)のおかげで、感謝してる

我が家の敷地と隣の野原を隔てるように壁木の一部にしてるムクゲ

ずっとハイビスカスだと思ってた、白いやつはレアなんじゃないかと、でも木槿なんだって、ネットで本名を知った

それのツボミの開きかけの瞬間、5枚花だそうけどもっとあるように見える

さらに野原にヒガンバナ彼岸花)別名、リコリス曼珠沙華、草色の中に朱が主張

彼岸花を家に持ち帰ると火事になる」「彼岸花を摘むと死人がでる」なんて迷信があって嘘だろ

野原の一角、だだだだっ広くて刈っても刈っても雑草との戦い

我が家も横っちょを歩かせてもらってるので定期的に草刈りに協力してる、草刈り後は地面の虫を食べに鳥たちが集まり、昔は愛猫だったシャムチのテリトリーでもあった

白いのは自生してるニラの花

ニラは食べられてタダ食材で市販のよりスジがなく柔らかい、けど花が咲いたので食には向かない

家の敷地内にも侵食、花はよく見ると繊細で可憐で線香花火のよう

ヤブラン(小薮蘭)のツボミ?小花が咲くのかなぁ?今まで見たことないかな

調べると花は昼間開き夜間は閉じる、どおりで見たことないなぁ

種子は秋に光沢のある黒紫色に熟す、って、ああアレのことかぁ、そっちは見たことある

検索でやっとわかった、ずっと知りたかったミズヒキという名

糸のような細い花茎に秋に赤い小さな花を咲かせる多年草、正月飾りや慶事の熨斗(のし)に添える水引に似てるのでこの名だと

よく登場してる庭先のトキワマンサク

葉の色の変化が見逃せない、もっと寒くなると満開になるだろうな

カネノナルキ(金の生る木)の終わりと再生の姿は生命力感じる

これ植木鉢に刺さってるフリして、鉢のふちに支えられてるだけで根は張っていない状態

木は終わってるのに葉は生きようとする、辺り一面にも落ちた葉から成長しててお金関係でいい兆候?向こうにももう一鉢あるけどこっちは根が付いてる

隣の鉢のレモンも実が重たそう、枝が折れなければいいけど、育て方知らん人が大鉢に植えてます

葉はクローバーみたいなオキザリス、でもこれクローバーはマメ科オキザリスカタバミ科で別の植物なんだと

野原から侵食してた一緒に生えるピンクや黄色は今回は見ていない、気候が関係してるのか?

で、今年はピンク黄色は少なくて葉がパープルになったりして変化が面白い

緑と白のコントラストもいいけど紫と一緒でも悪くない

 

にしてもこうやって四季の植物を撮ってると、我が家には多種のものが所狭しと植わってるし勝手に生えてるのもあるなぁ

カメラやってなかったら今まで気付かずにいて、つまらん彩りのない人生送ってるとこだった

去年は植わってたのに今年はいなくなってる、というパターンもあるので絶えるものあれば再生するものありで、同様に地球で生きるものとして学ぶものがある

この循環を守っていくことが大切で、次の世代に教え堂々と託していくことも重要だ

まあ、自分もまだそんな歳ではないけど、誰もがそうやって少しだけ思いやれば自然環境も救われるし、異常気象も減らせるんじゃないかと思う