ニャゴめし酒場

田舎のアマチュア写真家のたわごと

石見神楽カレンダー4月(2022) 演目「三上山」

今年もすでに4月、月日が経つのは早いなぁ

もうすぐでゴールデンウィークって早い、、この間まで冬で寒い寒いって言ってたのに、早いわ

子供時代は日々が経験と発見の積み重ねで、充実してて時の経過が遅く感じられると聞いたことがある、取り巻く大人は別だけど

けど半世紀も生きてるとそんな感覚は忘れた、これから細胞もどんどん衰えていくだけ・・・

コロナのせいとも言い切れないけど楽しみも減ったし、いつまでマスク生活が続くのかと思うとお先真っ暗みたいな……何だかあれこれ気も重い

3回目のワクチン接種のお知らせが届いたけど、何回接種したらNOマスクでいられるのか? 身も心も自由が好きだし、これから暑い季節にマスクは嫌だし熱中症とかになる原因も取り除きたい

でも、ウイルスは消えないよねたぶん、、人類はずぅっと死ぬまで付き合っていかないといけない

コロナもインフルみたいに時期的なものに弱まってほしい、…なと望む

気分ダウンのさなか、来たるGWには島根原子力館のイベントで石見神楽の上演があって、今は本当にそれだけが楽しみ

何といっても来てくれるのは浜田の松原神楽社中

松原といえば大太鼓の人のバチさばきが見事で、、今回もその人に当たると個人的に嬉しい

そして上演されるのはオリジナル演目の『十羅刹女』、『じゅうらせつにょ』と読む

観覧を電話で申し込んだ際に、あっちの電話のお姉さんが確認でこのタイトルを言いにくそうで、当日現場に行ったらこの演目のすばらしさを語ってあげたい

これに関してはまたこのブログで取り上げるので、お待ちを‥‥‥ 今月の石見神楽カレンダーの演目は 『三上山』

三上山というと浜田市の佐野社中のオリジナル演目だ、オリジナルとは?その社中団体が保持する完全創作の物語り

話自体は何かの神話や故事や歴史上にあった武勇伝的なものが元となってる

以前ブログで取り上げた佐野さんの『有明』や、推しの後野さんの『鏡山』も同様

昔から継承されてる神楽演目はどこの社中も舞うことができ所作の型があるけど、創作はよその団体は舞うことができない、、第一、台本がないし、

創作のいいところは演出をド派手にすることができるので、見ごたえがありワクワクの「待ってました」のものとなる

三上山のストーリーは

俵藤太(藤原秀郷)は、「天慶の乱」に赴く途路、近江の国にさしかかると、大百足(おおむかで)のために里人、旅人らが難渋していることを知る。この大百足は三上山を七回り半として、付した身を琵琶湖に沈め、瀬田の唐橋に頭をもたげる途轍もない怪物という。義憤を感じた主従は山中に分け入り、その妖怪らに毒酒を盛られ危機に遭遇しながらも勇を奪い、見事に退治し近江の国に平和を取り戻した。     と石見神楽公式サイトにある

登場人物

俵 藤太(たわらのとうた)弓と矢を持った人

随神 扇と幣を持った人

妖姫(ようき)女面の人 妖媼(ようおう)婆の面の人 妖怪×2

妖姫と妖媼は大百足(おおむかで)の化身、妖怪は化身の本体

バケモノと化した痛そうなトゲ角のある鬼面がやりすぎ感アリアリ、これも浜田の面職人の柿田勝郎氏によるものかな?

 

動画の1時間17分からが三上山

面や衣装の早替えは創作のお決まりとなってるし、この三上山は4人も鬼が出てくるので通常の舞台には収まりにくい

この動画の舞台は島根海洋館アクアスの野外に併設された石見神楽専用のもの(←浜田人は魚見ずに神楽見る)で、鬼が4匹もいたら2匹は下に降りて暴れるのだろうけど、今はコロナでね

他にも鬼がぞろぞろ出てくる『大江山』という演目がある

またこれもカレンダーに出てくるでしょうし、それまでに何かのきっかけで紹介するかも

この動画は2時間44分弱あり三上山は1時間17分~で、出始めは『八幡』という演目で舞い人は2人、高校生(たぶん神役)と中学生(たぶん鬼)が舞ってるようで分かる人が見ればキュンとする内容

そして投稿者が〝ふぃがろかるまん”さん、この人は浜田出身の松江市在住でカメラマンではないけど、3年前のホーランエンヤの時も動画使わせてもらった、、、何より上手 他にもイベント等どうやらしまねっこがお好きなようで、ユーチューブのアイコンにもなってる

ちなみにツイッターでも呟かれてる どこにも神楽バカがいるもんですね

っていうか、、この間のパソコン更新のせいでかまた日本語文字入力がバカになっててイラッとするんですけど、

自分だけ?