ニャゴめし酒場

田舎のアマチュア写真家のたわごと

ふきのとう

自宅の境界に生えるふきのとうが今年も芽を出した

これは早いものは1月初めくらいから芽を出し始めるけど、今年は年末年始寒波の影響で初めて見つけたのが先週末

毎春のほろ苦タダ食材は楽しみにしてるので、お目にした時はちょっとした感動があった

いつものポイントにまたよくぞ生えてきてくれたと自然からの恵みに感謝する

さっそく摘んでみると(摘むというか根から包丁で切って収穫)小さめ中心に20個弱

思いのほか多く生えてた

小さいものは丸ごとを甘露煮で、大きいものは味噌に、というのが恒例になってて楽しみだ

自宅の敷地のヘリに自生するふきのとう

日中ずっと日が当たる場所じゃなく半分は影になるところに生える

風通しは悪くないと思う

龍のヒゲ(植物名)に守られるように芽を出す、小さいので見つけようと思ってみないと見落とすかも

目印は、食べるフキが枯れ果てたような根元

ふきのとうが大きくなったものがあの長いフキではないらしいけど、この画像でも分かるように枯れた蕗っぽいものの近くに顔を出す

地下茎で繋がってるので1個見つけると近場には数個生えてることが多い

こんなコンクリートの瓦礫の下からも頑張って生えようとする

ぜひとも逞しい植物のパワーを体に吸収しなければ、摘んでる最中から早く食べたいと何回も唾を飲み込む

収穫できたこと20個弱、泥の汚れはほぼなく綺麗で新鮮な春色

小さいつぼみで開いていないものこそ甘露煮には適してる

ばらけないように根元から包丁等でカット、角度的にやりにくいけど

切り口からどんどん黒くなっていくので、すぐに洗って傷んだり汚い皮は取り除き、すぐに水や醤油、砂糖、(顆粒)出汁を入れ弱火で煮る

大切に煮たものは型崩れせず生えてた時と同じフォルム

ちと醤油濃ゆくなったかな、醤油少な目で塩も調合すればきれいな色に仕上がったかも、30分も弱火で煮たら食えるっしょ、小ぶりは

余熱で置いとくのも柔らかくなるし味が染みるしでいいけど、早く食べたいのでちょっと苦めでも味わう

甘露煮と言いつつも甘さ控えめが自分の好み

春の味はぜひ食すがいい、今日も収穫しようとしたけど食べれる大きさになるには半月後かな

これ焼酎や日本酒と合わせるとサイコー、苦旨が止まらない、けど食べすぎは胃に負担がかかりそう

 

※収穫は最低でも雨の日の次か次の日が適す、晴れ続きなら問題なし(山陰は雨が多いのでこんな注意を言ってみた)

※サッと下茹ですると苦みが弱まるかも、採ったら冷蔵庫に入れるとか、、苦みが魅力なので自分は余計なことはせずにありのままの春を食らう