ニャゴめし酒場

田舎のアマチュア写真家のたわごと

石見神楽カレンダー1月(2021) 演目「恵比寿」

今年の石見神楽カレンダー1月は「恵比寿」

恵比寿は縁起がいい内容ということで、祝いの席や記念日などにも舞われる

毎年正月や盆には、例えばイオンやゆめタウンみたいな大きめショッピング店等ではイベントとして組み込まれてる

自分が神楽を見てるのも大半がイオン

このご時世に去年と引き続き、イオンに社中の人達が来てくれるとは思ってもみなかったけど今回も来てくれた、公演はなく店内の練り歩きだけだったけど個人的には満足できる内容に思えた

今年も神楽に関しては幸先がよかったので、どうにか見れるかもと今後に期待する

ところでカレンダーの演目紹介も2年目に突入して、この1年も続けられそうな見通しがついた

ただし演目は無限じゃないので去年とかぶるったりする、…かも

その際はそれのコアな部分や関連知識を紹介する気でいる(自分自身がさほど詳しくなくても)

この神楽は、出雲の国美保神社の御祭神、恵比須様が磯辺で釣りをしている御姿を舞ったものです。 にこやかに鯛を釣る恵比須様の様子が面白おかしく、心の和む演目。 と浜田の島根県西部公式観光サイトに紹介されてる

確かに明解な内容でわかりやすく見るもの誰もを笑みにしてしまう

単純な中にも恵比寿さんが撒き餌と称した飴ちゃんを巻くことや、コミカルな所作は見どころとなってて盛り上がる

恵比寿に関してはお客さんとの一体感に魅力があって、一度見てその輪に取り込まれると抜け出せなくなる

◇ 恵比寿のワンポイント ◇

恵比須様は昔から漁業、商業の神様として崇拝されている

大国主命(おおくにぬしのみこと)の第一の王子で八重事代主命(やえことしろぬしのみこと)が本名

ちなみに第二の王子「建御名方命(たけみなかたのみこと)」は演目「鹿島」に出てきて、ぶっちゃけ言うと悪役、神楽は演目が違えど登場人物が身内同士だったりして、そっちから目線で見ると奥深く楽しめる

美保神社は全国各地にある「えびす社」3385 社の総本社で、我が島根県松江市の最北(端っこ)美保関町に位置する