あー、今年も石見神楽カレンダーに載ってる演目を紹介できてうれしい
今年はカレンダー手に入らないかもと思ってたので尚更
どうにか浜田観光協会のネットショップで入手できた
石見神楽って何やねん?有料カレンダー買うほど魅力あるのか?
って思われるかもしれないけど、タレントやら動物やら鉄道関係やら…のカレンダーやグッズ買うのと同じ感覚
萌えや推しポイントが自分の中ではソレ!
猫も好きだしスサノオマジック(バスケBリーグ)も好きだけどね
今年1月の演目は『神迎』かんむかえと読む
石見神楽には、激しい動きでストーリー性のある能舞いと、厳かな雰囲気の儀式舞い(採物舞い)があり、これは儀式舞い
で、去年カレンダー1月も『天蓋』という儀式舞いだった
ストーリーはないので舞うだけの儀式
烏帽子、狩衣姿にて4人で、手には小さい幣と輪鈴、扇を採り物として舞います。東西南北、四方を清め神様を迎えます。
と浜田の石見神楽公式サイトにある
神楽歌の多い演目で、リズムや音色や舞もどんどん変化。神楽歌に身を委ねよう!とも見どころにある
●登場人物
舞人4人
●神楽歌
「静や静しづの緒環くりかえし 昔を今になすよしもなが」
・・・って何のことやら?意味がわからない、難しい
石見神楽ガイドブックには
「七五三(しめ)の中まだ入りまさぬ神あらば 黄金の七五三を越えてましませ」
↑ これも解らんけど解説が書いてあった
…七五三縄を張り清めてある中へ、まだ入って居られない神があるなら黄金の七五三を超えてどうぞお入りください。という神々を呼ぶ歌です。
……とあり、ああ、そうですか…わざわざ神様のために聖域を作って(某ゲームふうに言えば)召喚するための儀式舞いなんだな
石見神楽は神の存在が近くに感じられて、舞う人たちは神様を崇めてるんだろうな
みなさん好きで舞ってて、誰かにやらされてやってるわけじゃない、伝統を守るためだけのため、金も取らん
自分も石見神楽を好きになって、半世紀も生きてこれたのは神のおかげだなと痛感してる
最近よく耳にする宗教じゃなくてね
神社にもよく行くようになったなぁ、お願い事がかさんだ時は賽銭も札ですがな…
今の時代、神頼みくらいでしか心を満たせなくなった
松江では10年に一度ホーランエンヤという派手な船神事がある、5年くらい前にもあったのかなぁ
ある場所からある場所まで御神霊を運ぶという目的のため、
船の上で歌舞伎風衣装の若者が勇壮に躍ることは、運ぶ行程で神様を喜ばせ退屈させないという意味もある
どれもこれも神に通じたいという大昔からの人々の中にある思いが、伝統を継承していく人のDNAに刻まれているのだろうな
話しが長く難しくなってきたので、この辺で終わります
また該当する月になったらカレンダーの演目紹介をするよ