ヒマさえあれば猫をかまっていたいものの、我が家に朝夕ご飯を食べに来るハクチはビビリで人間がまだ怖いご様子
でも近くにいてもすぐには逃げなくなった気がする、けど何かの猫都合で距離を取られて撫でるようなことはまだできない
じっくり時間を掛けたいところだが、この短い秋が終わると木枯らし吹く寒い冬が来てしまい、冷たい雨や雪の悪天候だと毎日出会える確率も下がり互いの結びつきもチャラになる
飼い猫になる気がないのなら、こっちは近場に外猫用の居場所や寝床を用意する気でいる
けれどあっちは我が家の2階から見下ろせるような、1車線の田舎道路渡った斜め後ろのほぼ空き家を拠点にしてる
生粋のノラ母さんから産まれた自由猫はいつまでも自由がいいのかなぁ?
ご飯は我が家で賄えるので狩りをしなくても生きていけるし、でも恐らくメスなのでいつかは妊娠してしまうかもしれない
発情期にオスが来るたびハラハラし通しだ
その猫も昨日で推定1才 前回ここで2才って書いたけど実際は1才だった
去年1月10日に当時飼ってた愛猫で老猫のシャムチが、ここにちび猫がいるよと教え導いてくれた
あれは2日間雪が降り積もり3日目は太陽が出たのでとけるかな?みたいな瀬戸際の日
雪掻きされた固まりが駐車場の両脇にまとめられてて、濡れたコンクリートがむき出しになってる真ん中にポツンと赤ちゃん猫がいた、生後2カ月くらいと見た
それが成長してハクチとなる猫との初めての出会い 「お母さんどこ行ったの?」と聞くと緊張で固まり同時にさっと逃げ去った、母猫の下に行ったのだろう
瞬時に顔つきがインプットされた 鼻筋に白い模様、ハクビシンみたいだなと印象に残った、ハ・ク・ビ・シ・ン
そしてそんな記憶も薄れてきた時に、何の因果か悲運、悲劇に見舞われた
丸14年一緒に過ごしたシャムチが7月にいなくなってしまって、探し歩いて疲れても探し回った末、巡り合うことはできなかったけど、捜索中に近所であの日のハクビシン似の猫に再会した
あれから日々が経ち、シャムチのエサ類が残されたままだったので、どこの猫でも食べるがよいと玄関先に置いておくとある日から食べられていき、つきとめると同じ猫だった
神様は人間の目に止まりやすいように鼻筋に白い模様といった特徴を付けることでチャンスをくれた
鼻筋の白は薄暗くてもすぐに見つけられ目印になる、代わりに全体が黒縞キジのカムフラージュ模様にしてくれて、 寒くないように白いスカーフとつま先ソックスも与えてくれて嬉しく思う
ハクチを語る際にはシャムチ込みじゃないと完結しない、涙目になってもようやく整理がつきつつある
たぶん天の猫の国から懐かないハクチを手懐けようと手こずってるニャ~と眺めてるのだろうな
ハクチと出会った日時と生後2カ月を逆算すると誕生日は11月10日ごろ、5日かもしれないし15日かもしれないし…そんな頃にハクチは生まれて無事1才になることができた